医師のホンネ・裏話

【医学部再受験】医師のやりがいとは?

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こんにちは。ボククボです。

サラリーマンをしている、高校の同期から、

「医学部再受験を考えてるんだけど、色々聞いていい?」

と連絡がきました。

収入や、労働環境の質問はおいといて、
(過去に収入は公開してます。)

「医師としてやりがいを感じるときっていつ?」

という質問がありました。

さすが、サラリーマンとして社会に出てると、
ドキッとする質問をしますね。。

というわけで、その時の返答をご紹介します。

「お医者様」としてのやりがい

みなさまが、医師としてのやりがいと聞いて
一番先に想像するものではないでしょうか。

「患者さんの笑顔がみたいから」

ドキュメンタリー番組のセリフみたいですね。

患者さんからの感謝されるのは、確かにうれしいです。

しかし、そればっかりでは仕事はできません。

良くならないことはわかっていても、悪化防止のために手術
しないといけないことはありますし、

(脊柱管狭窄症の手術など、このパターンの場合があります)

合併症の確率が高い方の手術も、勇気を出してやることもあります。

感謝されないどころか,
悪者になる覚悟が必要な時もあるのです。

患者さんを「症例」と割り切って診る視点も必要です。

子供の治療

とはいえ、やりがいを強く感じるときもあります。

子供の骨折なんかはそうですね。

親も子供もパニック状態で
子供は、半狂乱で泣いています。

ボククボは、
緊急でやらなくても後遺症は残らないような症例でも
なるべく、ケガをした当日に手術をしてあげることにしています。

なぜかいつも厳しい麻酔科の先生も

「いいですよー。」

と軽くOKしてくれます。

翌日には退院して、翌週には何事もなかったかのように
汚れたギプスを見せてくれます。

そのときの

「せんせい、ありがとー」

には心が洗われます。

ビジネスとしてのやりがい

さて、高校の同期からの質問に戻ります。

「美容やAGA(脱毛治療)にも興味があるんだけど
業界の様子を教えて!」

というものがありました。

どうやら医師免許を取って、ビジネスを展開し、
お金持ちになりたいようです。

さすが、ビジネスマンとして働いているだけあって
「患者さんの笑顔が見たい」とか
ウブな考えはありません。

結論をいうと、全力でとめました。

とめた理由

とめた理由は、一言でいうと正義感です。

こういった自由診療クリニックの求人なんかを見ると
「経験不問・経歴・専門科目不問」
と出ています。
(高度な技術が要る、美容整形は別ですが)

要するに、免許だけ貸してくれれば、
こっちでうまく儲けるから
っていう業種です。

何に医師免許を使おうと自由ですし、
必要性があるから存在している商売ですが、

国立大学医学部に入るなら、
数千万かかる医学部の教育経費のほとんどは
税金からでています。

そんな商売に医師免許を使わないでほしい

という気持ちがつよく、全力で止めたというわけです。

技術者・医学者としてのやりがい

医師は、特殊な技能をもつ技術者であり、
研究もする学者でもあります。(しない人もいますが)

意外かもしれませんが、

「他の医師に頼られる時、最もやりがいを感じます。」

日々の勉強や研究が役に立ち、
存在価値を認められる気がするのです。

患者さんからの「ありがとう」も大切ではありますが、
クールな言い方をすれば、「自分」がやらなくても
他の誰かができたことかもしれません。

医師から頼られるのは、
自分がスペシャリストであることの証でもあるのです。

2020年度の医師国家試験の合格者数は9,341人

毎年たくさんの医師が生まれていますが、

各専門科目に分かれますので、供給過多ということはありません。

専門科目内でも専門に分かれます。

  • 整形外科の手が専門
  • 循環器内科のペースメーカーが専門
  • 皮膚科のアトピーが専門

など様々です。

一人の医師が、最新の研究、論文を把握しているのは
自分の守備範囲のごく狭い分野です。

狭い分野のスペシャリストになるのは
医師の醍醐味といえます。

まとめ

書いてて思いましたが、こんな記事だれがよむんだろ。。

よろしければ気軽にコメントください。。。

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